2018年5月30日 (水)

シニア割引

久しぶりに、映画を見てきました。
沖田修一監督作品『モリのいる場所』。
画家、熊谷守一の、シンプルかつ特別な一日を追った、心地よい作品でした。

チケットを買うのに、ちょっと緊張。
だって、初めてシニア割引を使おうと思ったから。

「シニア割引で……」
おずおずと窓口で言ってみる。すると、
「シニアですか?」
と顔をしかめられ、
「恐れ入りますが、ちょっと」
と手を振られたので後ろを見ると、屈強な警備員が後ろで手を組んで胸をそらしていた。
「こちらへお願いできますか?」
低い声でうながされ、しかたなく背を丸めてついていくと、その先にはstaff onlyのドア。
警備員が思い切りよくドアを開き、わたしを大きな手で中に押し込む。
事務机の向こうにはmanagerの名札をつけた、メガネの男。
「お客様、シニア割り引きでとおっしゃったそうですね?」
「は、はい……」
おびえるわたしを、男はバンと机をたたいてどなりつけた。
「いくら安く映画を見たいからって、虚偽申告はいけません!impact

……などということは全くなく、わたしは笑顔の窓口嬢に、シニアチケットを渡された。
「ごゆっくりお楽しみくださいheart04

それはそれで、ちょっと寂しい。

by田部智子

2018年5月27日 (日)

新刊のお知らせ

『ドリーム・プロジェクト』(PHP研究所)、先週発売となりました。

今、話題のクラウドファンディングに取り組む中学生の物語です。本屋さんなどで見かけたら、めくってみてください。

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先週の末は、24日に日本児童文芸家協会の懇親会(アルカディア市ヶ谷)に、日本児童文学者協会として出席しました。児文芸の協会賞を受賞されたおおぎやなぎさんに、お祝いの言葉をお伝えできてよかったです。

翌日25日は、所属している日本児童文学者協会の学習交流会&懇親会(中野サンプラザ)でした。
協会賞、新人賞のほか、公募の長編児童文学新人賞の表彰もあって、これは、合評会のグループの森埜こみちさんが受賞。森埜さんは、ちゅうでんの賞も受賞し、すでにデビューを果たしてますが、今回の受賞作品が本になるのを、とても楽しみにしています。

26日は児文協総会。夜は、JBBY希望プロジェクト学びの会(出版クラブ会館)。IBBY会長のワリー・デ・ドンケルさんのお話、ということで、こちらも打ち上げがありました。

そんなこんな、三日連続して、スニーカーやウォーキングシューズ以外の靴だったので、さすがにちょっと疲れました。そんなにヒールがあるわけでもないのに……。

希望プロジェクト学びの会では、6月16日に、上間陽子さんの講演があります。

演題:沖縄の夜の街の少女たち 
日時:6月16日(土)18時~20時
場所:NANUCK飯田橋東口駅前店4 階大会議室A 
主催:日本国際児童図書評議会(JBBY)要事前申し込み
お申し込みはJBBYへ。

by 濱野京子

 

2018年5月 4日 (金)

ゴテゴテ(後手後手?)のご報告

すっかりご無沙汰してしまいました。

かなり時間が経ってしまいましたが、「ポプラ世界名作童話」シリーズの一冊として、刊行された『アラビアンナイト』の文章を担当しました。篠崎三朗さんの絵がステキです♪

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3月17日に『ぐるぐるの図書室』のイベントがあり、山口に。

同期5人揃ってのトークは、廣嶋玲子さんの『銭天堂』シリーズの人気もあって、ふだんの講演などよりは、お子さんが多くいらしてくださいました。

イベントの翌日、KさんMさんと三人で、萩・津和野バスツアーに参加。萩の海がきれいでした。

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Kさんと食べた瓦そば

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山東火句碑

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萩の海(バスから)

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津和野の太皷谷稲成神社からみおろした町並み

 

2日おいて21日、京都へ。児文協研究部のイベント。ひこ・田中さんと目黒強さんのお話。私は研究部員として受付担当。関西の作家さんたちも多数いらしてくださいました。

翌日、数人で大久野島へ行きました。ウサギの島として有名な、この島は、戦中、毒ガス工場が作られた島。戦争遺跡として一見の価値ありです。今関信子さんが『大久野島からのバトン』(文学のピースウォークシリーズ)でこの島でのできごとを描いてます。

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島のどこにでもいるうさぎ。黒いのや白いのも。

 

4月14日『安倍政権は退陣を!あたりまえの政治を市民の手で!国会前大行動』は、一緒によく行く相棒の都合が悪く、一人でふらっと行きました。

 

『飛ぶ教室』第53号に、短編を書きました。今号の特集は「好き」私が書いたものはタイトル「インスタントカメラ」久しぶりの中学生もの。

図書館などで見つけたら、めくってみてください。

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5月3日、上野の森親子

ブックフスタのイベントで、作家によるビブリオバトルに参加。

都美術館の講堂にて、ビブリオバトルがテーマのアンソロジーを書いた赤羽じゅんこさん、おおぎやなぎちかさん、松本聰美さん、森川成美さんと、『ビブリオバトルへ、ようこそ!』を書いた私の5人で行いました。

おかげさまで、バトラーとして始めて、紹介本がチャンプ本に!

私が紹介したのは、『100時間の夜』(アンナ・ウォルツ、野坂悦子訳/フレーベル館)という本で、とりあげることは、野坂さんにも秘密にしてました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。


by 濱野京子

2018年4月 3日 (火)

2018年のお花見

お久しぶりです。
今年は随分寒さが厳しいな、と思っていたら、あっという間に温かくなり、桜の開花宣言。三寒四温はどこに消えた!?季節はどーなってんだ!という今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

私はと言えば、少し前、年度末ということで慌てて各種検査を受けまくり、六年ぶりに受けた歯科検診では虫歯が六本も見つかってしまい、肩を落としながら歯医者に通っておりました。その治療もようやく終わり……いい気分で、今年のお花見に。

田部さん、濱野さんと私で、今年は大宮公園に集合しました。
辺り一面満開の桜・桜・桜!上を見上げると空を覆い尽くす桜の花の隙間から、薄曇りの空が見えて、まるで溶け合うような色合いでした。

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ここ何年か、こういった満開の時期に桜の名所でござを敷いて、桜の下でお弁当をつつく、なんて王道の花見をしていなかったので、とても楽しかったです。花見はいいですね。この時期特有の高揚感、お祭り感がたまらないです。

桜を眺めつつあれこれおしゃべりし、来年はどこにお花見に行こうかねえ、などと、鬼が笑うような相談も。今年の桜以上に気の早い私達でした。

By 佐藤 佳代

2018年3月 6日 (火)

7年目の春に

今週末の、イベントのお知らせです。

 

◎3月9日(金)

「戦時下の紙芝居」

主催:フォーラム・子どもたちの未来のために
講師:酒井京子

詳しい情報はコチラをご覧ください。

 

 

◎3月10日(土)

ポスト「3.11」に向き合う ~7年目の春に~
講演:ドリアン助川ほか
  

主催:日本ペンクラブ「子どもの本」委員会
詳しい情報はコチラをご覧ください。。

 

 

少し前ですが、アンソロジーが出ました。

『本当にあった? 恐怖のお話』たからしげるさん編集で、闇、怪、魔の全三冊。


魔の巻に田部智子さんの、闇の巻に濱野の作品が収録されています。

 

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by濱野京子

2018年2月 3日 (土)

光が丘(練馬)でしゃべります!

うかうかしているうちに2月になってしまいました。
初っぱなから、雪、でも、この前ほど積もらなくてよかったです。

一昨日からの雪がひどくなくてよかったです。


さてお知らせが遅くなりましたが、2月11日(日)、
練馬区立光が丘図書館にて

「児童文学はおもしろい」

と題して、西山利佳さんと一緒に、講演します。


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JBBY主催のイベントですので、いつもの「公開おしゃべり」とは、テイストが違うトークになるかと思います。

参加費無料ですので、お時間がありましたら、ふらっとおでかけくださいませ。


by濱野京子

 

2018年1月30日 (火)

香香(シャンシャン)に会ってきました!

先週の土曜日、上野動物園のアイドル、シャンシャンに会ってきました。
私ははずれたのですが、姉が申し込んだ母名義の枠で当選!
母は、寒いし、あまり乗り気じゃない様子。でも、本人がいないと見られないとのこと。姪っ子達と一緒に、久々の東京見物となりました。

当日、上野駅は、公園口の改札から人であふれていました。心配していた園内の雪は、道のすみに残っている程度で、あらかた溶けていました。
入園すると、目の前にパンダ舎が。11時15分からの回を受け付けていました。私達は11時45分からの回だったので、少し時間をつぶすことに。

見るとすぐそばに、シャンシャンのお父さん、リーリーがいました。かなり活動的でぐるぐる歩き回り、竹をもりもり。

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リーリー、けっこう熊感がでていました。口を開けたときには立派なキバが。

そしてすぐに時間になり、受付をすませて列にならびました。15人くらいでひとつのグループに分けられて、いざ、園舎の中に。

中は、手前からシャンシャンのお母さんのリーリーの部屋、奥がシャンシャンの部屋になっていて、二つの部屋は扉でつながっています。
見学者が歩く、部屋の前の通路は上の段と下の段にわかれており、まずは上の通路でシンシンの部屋を見学。終わると、そのまま上の通路を突き当たりまですすみ、シャンシャンの部屋を上の通路から見学。そのあと、下の段に降りて、シャンシャンの部屋の真ん前で見学。最後に、下の通路を手前に進みシンシンの部屋の前で見学、というコースになっています。

まずはシンシンの部屋。おしりをこちらに向けて、寝ていました。

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起きてーシンシン、起きて~!と心の中で叫びましたが、起きず。
子育ておつかれさま……と思ったり。
次はシャンシャン!待望のシャンシャン!ついにごたいめーん!!!

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きゃー、シャンシャーン、かわいい~!!!
けど、デカい……。思った以上に大きい。
木に登っていたけれど、降りたと思ったらとことこ歩いて……。

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ママのそばに!
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ずーっとママを起こそうと頑張っていましたが、シンシン、起きず。
かまってよ~って感じが、人間の子どもみたいですごくほほえましかったです。

そのあと、すぐに時間になりました。あっという間の4分間でした。

園舎を出ると、シャンシャンの成長記録のパンフレットが配布されていました。
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パンダ愛にあふれる素敵な冊子。

あ~かわいかった。家に連れて帰りたいぐらいです。
その代わり、家にはあたらしいオトモダチが。

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本当は、生後10日目の姿と重さを再現したぬいぐるみがほしかったのですが、品切れ中でした。残念。。。

パンダ舎を出た後は、寒さのあまり、象だけ見て、帰ってきました。

シャンシャン、2月からは先着順で1人に1枚ずつ整理券を配る方式に変わるそうですね!
もう少し温かくなったら、再チャレンジしたいです。そして、シャンシャンの10日目のぬいぐるみもゲットしたいです!

By 佐藤 佳代

2018年1月26日 (金)

寒い!!!

お久しぶりです。

年も明けて、1月もあっという間に後半。今年も一年が早そうです……。
それしても、この冬、寒すぎですね。

濱野さんと私が住む、さいたま市は今朝の気温が零下9.8度!!
1977年の観測開始以来だそうで……もー、びっくりです。

それでも、毎日寒いと、それにも慣れてきており、ニュースを見ても「あれ、そんなに下がってたんだ?」と思ったくらいでした。

月曜日に降った雪は、いまだに溶けず、久しぶりに雪国の冬気分。
雪が降ると夜、外がいつもより明るいんですよね。白い雪のせいで。
子どもの頃、夜にカーテンを開けると(雨戸はない)、外がほの明るくて、夏よりも冬の方が好きだな、と思っていたことを思い出しました。
大人は雪かきで大変なんですが……sweat01

まだまだ厳しい寒さが続くようですので、みなさま、お気をつけてお過ごし下さい。
雪が溶けるまでは、足下もご注意をsnow

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By 佐藤 佳代

2018年1月13日 (土)

良い年になりますように!

冬枯れの雑木林に散歩に行ってきました。

久しぶりです。

葉を落とした枝が青空にくっきりと映え、

小道にはドングリが積もっていました。

そういえば、昨年、クマの出没情報がありませんでした。

きっと餌にもなるドングリが豊富だったのでしょう。

 

雑木林に入ろうとすると、

さっそくルリビタキが出迎えてくれました。

散歩の目的がルリビタキに会いたいということだったで、

幸先の良い出発になりました。

 

さらに、カサカサと枯れ葉を踏みしめて歩いていくと、

奥の枯れ藪から、なにやら音がしました。

「ん?」と思っていると、枯れ草が舞っています。

すわ、獣かと緊張していると、

おなじみのガビチョウが姿をちらり、ほらりと見せてくれました。

静かな雑木林の中では、ガビチョウが動き回る音も大きく響きます。

しかし、しかしです。

その横から、見慣れない鳥の姿が見えたのです。

ガビチョウよりずっと小さく、スズメくらいの大きさでしょうか。

黄色い襟巻をし、翼に黄色とオレンジ色の模様がありました。

はじめて見る鳥です。

双眼鏡を構え、しっかりと姿かたちを頭に入れて調べたところ、

ソウシチョウ。

ガビチョウと同じく、かご抜け鳥です。

同じ境遇での仲良しさんなのでしょうか。

とてもかわいくてきれいな鳥でした。

「相思鳥」と漢字があてられている鳥であることを知り、

おめでたいなと思ったのは新年の晴れやかさのせいでしょうか。

新しい年のはじまりです。

 

  今年、みなさんにとって、どうぞ良い年になりますように。

 

                       by.にしがき

2017年12月30日 (土)

『10代のためのYAブックガイド150! 2』

紹介しそびれていました。

金原瑞人さん、ひこ・田中さん監修の、YAブックガイド、第2弾です。

11月に刊行されています。


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第一弾は、2015年の出版。こちらには『トーキョー・クロスロード』と『石を抱くエイリアン』を載せていただきましたが、今回、第二弾では、私の著作では『すべては平和のために』を紹介していただきました。

それだけでは、あえてここにお知らせする必要はないのですが、「2」の方では、私も書かせていただきました。


私が取り上げたのは、以下の5点。


『本当の戦争の話をしよう 世界の「対立」を仕切る』
   伊勢﨑賢治 朝日出版社

『恋の相手は女の子』 室井舞花/岩波書店

『101年目の孤独 希望の場所を求めて』高橋源一郎/岩波書店

『10代からの情報キャッチボール入門 使えるメディア・リテラシー』
   下村健一 岩波書店

『まともな家の子供はいない』津村記久子 筑摩書房

 

児童文学がない…。しかも、フィクションは1点のみ。

すみません。でも、たぶん私らしいチョイスだと思います。

 

そして、「2」では、我らが、にしがき姉さんの『川床にえくぼが三つ』を、なんと、森絵都さんが紹介してくれてますよ!

どこかで見かけたら、めくってみてください。

 

28日、年内最終日ということで、板橋区立美術館に行ってきました。

世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦

で、美術館の入り口の自動ドアがこんな風になってました。

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こういうところが、好きなんですよね、板橋区立美術館。
場所は不便だけど。
 

 

この企画展、1月8日までです(新年は4日から開館)。

 

ちなみにこの美術館あたりは、小中学校時代の学区(もちろん当時は何もなかったです)です。

帰りは、東京大仏チラ見、植物園経由、母校である赤塚小学校のそばを通って成増駅まで歩きましたが、ずいぶん風景が変わってました。

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小学生の高学年の頃、よく遊んだ二塚公園。ブランコの位置も当時と同じ。

隣接して同級生Yさんの家があって、彼女の家の庭から柵を越えて、公園に出入りしたものでした。

さて、今年も残すところ、あと2日。

いろいろお世話になりました。

来年が少しでもましな年になりますように。

みなさま、よいお年をお迎えください。

by濱野京子

«素敵なクリスマスプレゼント

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