2018年12月11日 (火)

子どもの本・九条の会『戦争なんか大きらい!』原画展

期間は12月13日(木)~18日(火)

場所は池袋のギャラリー路草

入場無料です。

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土日は画家さんのトークイベントなどは有料です。

16日の夕方、濱野は、児童文学評論家の西山利佳さんと「公開おしゃべり」やります。

 

より詳しい情報はコチラを。

 

15日は、日本ペンクラブのイベント

子ども本の翻訳~フランスの子どもたちに届いた『あん』~

詳しい情報はコチラです。

 

濱野は今月3度目のイベント受付を担当します。

by濱野京子

 

2018年12月 3日 (月)

カモママとシカちゃん

日々の散歩が続いています。

だいぶ体力がついてきたような気がします。

わたしの住むこの青梅、とにかく坂が多いというか、山の中です。

少し歩けば里山にぶつかり、さらに行けば、河岸段丘、多摩川が流れています。

歩いているうちに、気がつけば里山の中ということもよくあります。

まっすぐ、平坦な道にあこがれています。

 

その日は、いつものように、がさごそと、落ち葉をけちらして里山を歩いていました。

ドングリを踏みつぶしながら、

「クマの餌、今年は大丈夫そう」と安心したり、

「キノコ、多いな」ときょろきょろしながら進んでいきました。

ふと、山道の先、木々の暗がりの中になにかの像があるのに気がつきました。

 

目をこらします。

像ではありません。

思わず声をあげました。

「あなた、だれ?」

それに答える声はなく、ただ、こちらをじっと見る二頭のけもの。

うろたえるわたしと違って、けものたちは平然とこちらを見つめています。

そこで、やっと気がつきました。

カモシカ、それも親子です。


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そこからはもう夢中です。

いつも持ち歩いている双眼鏡を目に当て、

カモシカ二頭を観察します。

もぐもぐと口を動かす二頭が目の前にいます。

大きさが違うからきっと親子でしょう。

これでモゥーとでも鳴いたら完全にウシだと思いながら、

カモシカってウシの仲間だと思いだしました。

 

若かりしとき、山登りに夢中だったころ、

カモシカはアルプスの岩稜の遠いかなた、

双眼鏡でかろうじて姿を確認できる場所でしか見られませんでした。

もぐもぐの音が聞こえそうなほど近くにいるなんて、感激です。

 

それにしてもこのカモシカ、動きません。

ノボッーとしているだけです。

双眼鏡を持つ手が疲れてきて、ほんの一瞬カモシカから視線が離れました。

その一瞬をとらえ、ガサッと音をたてて一頭の姿が見えなくなりました。

大きいほうのもう一頭は相変わらず、もぐもぐしながらこちらを見ています。

 

そこで、勝手に決めました。

残っている一頭は、きっとママで、カモママ。

駆けだして行ったのはきっと子カモシカ。

安易だとは思いましたが、シカちゃんと名前をつけました。

 

先に進むのはやめました。

もしかしたら、

シカちゃんがカモママのところに戻ってくるかもしれませんからね。

これだから、散歩はやめられません。

 

                                   by にしがき

2018年11月17日 (土)

新刊のお知らせ

先月、2006年デビュー組(廣嶋玲子、工藤純子、菅野雪虫、まはら三桃、濱野)のアンソロジー第二弾『ぎりぎりの本屋さん』が無事出版。

 

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そして、このたび、久しぶりの理論社から『この川のむこうに君がいる』を出版しました。

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書店などで見かけたら、お手にとってみてください。

 

何度も書き直しましたが、編集のYさんが、修正原稿をすぐにチェックしてくれたので、その割には時間がかからなかったようです。

素敵なカバー絵は、北澤平祐さん。久しぶりに人物のない絵になりました。

 

先週、7日夜の船に乗って、三宅島に行ってきました。

久しぶりの船旅でした。


三宅島はけっこう大きな島で、地域によって天候が違うこともあるとか。
波の様子も場所によってずいぶん違います。


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↓三宅島から見える御蔵島。

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by 濱野京子

 

 

2018年10月23日 (火)

不思議なご近所さん

ご無沙汰しています。

体力回復のため、ぶらぶらと散歩をしています。

そこでのお話しです、

 

わたしの家の近くに神社があります。

そこだけ鬱蒼とした木々が茂る小高い丘の上にお社が鎮座しています。

霊感など全く感じない私だけれど、

その神社に行くたびに、何かに、だれかに見られているような錯覚を覚えてしまいます。

駅ではまだ降っていなくても、神社まで登って来ると雨がぱらついていたり、

小雨でも、この神社まで来ると小雪がちらついていたり。

天気の変り目がこの神社にあるのでしょうか。

不思議な雰囲気の漂う神社です。

神社の呼び名はお諏訪さん。

しかし、入り口の鳥居には虎柏神社と刻まれています。


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 虎柏神社?

引っ越してきて以来、この名称がずっと気になっていました。

なぜ、動物の虎と植物の柏がセットになっているのでしょう? 

気になりつつも、ズボラなわたし。

この地に来て以来25年、地史を調べることもなく、

神社前を通るたびに不思議がるだけの日々を過ごしていました。

 

我が家には、両親の本、夫の本など、わたし以外の家族の本が結構な数あります。

その中に、妖怪に関する本がありました。

たまたま、手に取った一冊が、水木しげる著「妖怪画談」(岩波新書)。

妖怪を絵付きで紹介している本です。

その中で、魍魎という木石の怪が紹介されていました。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)の魍魎(もうりょう)です。

それによると、魍魎は墓地に住み着き、土葬された死体を貪り食う、

子供のような姿かたちをした妖怪だとか。

とくに亡者の胆を食べるのを好むというから、ぞっとします。

その魍魎は、虎を恐れるとありました。

だから、墓の上に虎の像と柏の枝を置くと魍魎除けになったとか。

 

寝転がって読んでいたわたしはむっくりと起きあがりました。

こんなところで、虎と柏のセットに巡り合うとは。

 

すぐに頭の中で妄想がふくらみます。

昔々の大昔、その神社は薄暗い森の中にあったのでしょう。

死者が葬られ、死の汚れをはらうためにこの神社は建立されたのかもしれません。

ありそうなことです。

そして、忌み嫌われている妖怪の魍魎を追い払うために、

鬼門封じにも用いられてきた柏の枝と、

虎の像とをセットで墓にお供えすることになったのかもしれません。

さらにありそうなことです。

 

一気に今までの謎が解けた気がしました。

これが正解かどうかはわかりません。

魍魎という妖怪、それを封じるための虎と柏を名に持つ神社の存在。

予想さえしなかったところで見つけた一つの答え。

わくわくしてしまいました。

どきどきがとまりません。

がんサバイバーのわたし、

こんなことでも、生きていてよかったと思ってしまいました。

 

                     byにしがき

2018年9月 7日 (金)

子どもの本・九条の会10周年のつどい

いよいよ明日です。

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濱野は受付あたりにいます。

田部智子さんも、「子どもひろば」のスタッフとして、ロビーにいてくださいます。


そして「戦争と平和を考える子どの本展」は、9-10日と、センター棟107号室に場所を移して開催。

9日の午後3時より、恒例の西山利佳さんと濱野の公開おしゃべり・その13「児童文学は社会とどうコミットするか」もあります。

8日は残念ながら行けないという方、9日、10日に是非いらしてください。

by 濱野京子

2018年8月16日 (木)

長沙行き

台風が多発していますね。

明日17日から、中国に行きます。
中国は、若い頃一年暮らしたことがあり、その時あちこちを旅行しました。

30箇所ぐらいは行ってますが、それでも広い中国未踏の地はいくらでもあります。

目的は、隔年で行っているアジア児童文学大会に参加するため(私は遊山です)、今年は中国。
内陸の湖南省長沙。始めて訪れる場所です。


湖南の湖とは洞庭湖。漢文でやったような…と思う方もいらっしゃるかと思いますが、その湖の北が湖北省、南が湖南省、というわけです。


湖南省は、毛沢東に縁の場所で、生誕地は省都長沙の南西にあります。
長沙といえば馬王堆漢代墓が有名ですね。そしてとても暑いところとのこと。

残念ながら、観光目的ではないので、さほど多くのものは見られないと思いますが。


ということで、22日まで、不在となります。

 



先日「ことづて屋」の台湾版が出版されました。

タイトル『傳話者』出版されたのは、1巻と2巻です。
3巻が発売される前に来たオファーだったかと思います。
3巻も出版されれば嬉しいですが。

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by濱野京子

 

 

2018年7月 5日 (木)

ご無沙汰しております。

お久しぶりです。

関東では、梅雨明け一気に夏本番、そして梅雨の戻りと、

目まぐるしくお天気が変化しております。

そんな中、新作が出版されました。

「ぼくたちのP(パラダイス)」です。

初めて山に登った少年がであったあれこれの物語です。

お手にとっていただければ幸いです。


P


実は、昨年12月末に乳がんが見つかりました。

1月から抗がん剤治療に入っておりました。

抗がん剤の副作用と闘いながら仕上げた作品です。

そして、手術を受け、退院の日に完成した本が届きました。

感無量でした。

 

ご心配いただきませんように。

抗がん剤の効果もあり、手術も成功しました。

今しばらく体力を回復するために努めます。

みなさんも夏バテなさいませんように!

by にしがき

2018年7月 4日 (水)

イベントのお知らせ

あっという間に、今年も半年が過ぎてしまいました。

梅雨が異様に短くて、水不足がちょっと心配。
しかも、この夏は猛暑の見込みとか。夏はこれから、なんですね。

 

さてさて最近、ブログが滞りがちですが、あほくさ4人、それぞれの現場で、がんばっております。

私も5月6月と、走り回っており、報告したいイベントなども多いのですが、手が回りません。

 

ということで(って、どういうこと? というツッコミはさておき。国会では、意味不明の「いずれにしましても」という言葉を連発した厚労省大臣。不誠実極まりない答弁でしたが)、イベントの紹介です。

 

いわさきちひろ生誕100年記念「ちひろが描いた戦争と平和」


日時 
7月19日(金)19:00~20:30 

場所 文京区シビックセンター

講師 松本猛

主催 フォーラム・子どもたちの未来のために


詳細はコチラを。

お申し込みは、児文協でも受け付けています。


ちなみに、東京ステーショーンギャラリーで

「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」という展覧会も。

こちらの期間は7月14日~9月9日です。

 


それから連日になってしまいますが…。

 

4回連続トークイベント 子どもの本のひみつ


日時  
7月20日(土)19:00~20:30 

場所  ブックハウスカフェ神保町

ゲスト 林木林 本間ちひろ

主催 児文協研究部


詩人で絵本作家の林さんは、詩のボクシングでも活躍された方。とても楽しみです。詳しい情報はコチラを。

お申し込みは、ブックハウスカフェに直接お願いします。
 

上記イベント、私はどちらもスタッフとしてお迎えいたします。

by濱野京子

2018年5月30日 (水)

シニア割引

久しぶりに、映画を見てきました。
沖田修一監督作品『モリのいる場所』。
画家、熊谷守一の、シンプルかつ特別な一日を追った、心地よい作品でした。

チケットを買うのに、ちょっと緊張。
だって、初めてシニア割引を使おうと思ったから。

「シニア割引で……」
おずおずと窓口で言ってみる。すると、
「シニアですか?」
と顔をしかめられ、
「恐れ入りますが、ちょっと」
と手を振られたので後ろを見ると、屈強な警備員が後ろで手を組んで胸をそらしていた。
「こちらへお願いできますか?」
低い声でうながされ、しかたなく背を丸めてついていくと、その先にはstaff onlyのドア。
警備員が思い切りよくドアを開き、わたしを大きな手で中に押し込む。
事務机の向こうにはmanagerの名札をつけた、メガネの男。
「お客様、シニア割り引きでとおっしゃったそうですね?」
「は、はい……」
おびえるわたしを、男はバンと机をたたいてどなりつけた。
「いくら安く映画を見たいからって、虚偽申告はいけません!impact

……などということは全くなく、わたしは笑顔の窓口嬢に、シニアチケットを渡された。
「ごゆっくりお楽しみくださいheart04

それはそれで、ちょっと寂しい。

by田部智子

2018年5月27日 (日)

新刊のお知らせ

『ドリーム・プロジェクト』(PHP研究所)、先週発売となりました。

今、話題のクラウドファンディングに取り組む中学生の物語です。本屋さんなどで見かけたら、めくってみてください。

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先週の末は、24日に日本児童文芸家協会の懇親会(アルカディア市ヶ谷)に、日本児童文学者協会として出席しました。児文芸の協会賞を受賞されたおおぎやなぎさんに、お祝いの言葉をお伝えできてよかったです。

翌日25日は、所属している日本児童文学者協会の学習交流会&懇親会(中野サンプラザ)でした。
協会賞、新人賞のほか、公募の長編児童文学新人賞の表彰もあって、これは、合評会のグループの森埜こみちさんが受賞。森埜さんは、ちゅうでんの賞も受賞し、すでにデビューを果たしてますが、今回の受賞作品が本になるのを、とても楽しみにしています。

26日は児文協総会。夜は、JBBY希望プロジェクト学びの会(出版クラブ会館)。IBBY会長のワリー・デ・ドンケルさんのお話、ということで、こちらも打ち上げがありました。

そんなこんな、三日連続して、スニーカーやウォーキングシューズ以外の靴だったので、さすがにちょっと疲れました。そんなにヒールがあるわけでもないのに……。

希望プロジェクト学びの会では、6月16日に、上間陽子さんの講演があります。

演題:沖縄の夜の街の少女たち 
日時:6月16日(土)18時~20時
場所:NANUCK飯田橋東口駅前店4 階大会議室A 
主催:日本国際児童図書評議会(JBBY)要事前申し込み
お申し込みはJBBYへ。

by 濱野京子

 

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